【セサル・バジェホは1892年、ペルー北部、サンティアゴ・デ・チューコに生まれ、 1938年、亡命先のパリで客死したスペイン語詩人。

鉱山で働き、殺人容疑で投獄され 、流亡の生活のなかで革命思想に接近し、シュルレアリストたちと交わり、ファシズ ムに抵抗して果敢な左翼活動家として過ごした生涯のなかで、詩人としては、スペイ ン語に内在する審美的な形式と思想だけを珠玉のようにしてとりだすことに専念した 。結果としてその作品は、社会的文脈に依存することのない、言語の純粋に存在論的 な輝きを放っている。

「隣りあうものたち」は詩集『人間の詩』(Poemas Humanos) に収められた一編。「完全性」という神話の陥穽を突いて繰り出される言葉の連なり が、バジェホの求めるものと現実とのあいだに横たわる無限の距離を暗示して、美し くも痛ましい】




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